- 基本事項
- アプリケーション全体の問題
- カメラ映像の問題
- 物体認識機能の問題
- マップ機能の問題
- センサーデータの問題
- 録画機能の問題
- 設定内容
- Azureのトラブルシューティング
基本事項
トラブルが発生した際は基本事項として事象の詳細を記録してください。
-
トラブル発生時のスナップショットを記録する。
-
トラブル発生時の環境を記録する。(発生日時、操作方法、ソフトウェアバージョンなど)
また、以下の方法でエッジサーバーのログを採取してください。
カメラ映像の問題
カメラ映像が表示されない
カメラとエッジサーバーの接続不良がある
エッジサーバーと各カメラの接続を確認してください。
-
カメラ用のPoEハブ(Netgear PoE Switch)が起動していることを確認する。
-
カメラのLANケーブルがPoEハブに接続されていることを確認する。
-
エッジサーバーのLANケーブルがPoEハブに接続されていることを確認する。

①
③
②
VideoStreamingモジュールが停止している
エッジサーバー内のVideoStreamingモジュールが停止している場合、モジュールを再起動させて復旧させます。
手順は2.2.1項を参考にしてください。
カメラ映像が遅延する
物体認識機能の問題
マップ機能の問題
マップが表示されない
マップのAPI設定が間違っている
-
iPadのCommandアプリケーションを開き、管理者ロールとしてログインします。
-
ダッシュボード下部の設定ボタンを押して設定画面を開きます。
-
カスタム地図APIの設定内容が以下の値であることを確認します。
(Freeマップサーバーを利用の場合)
カスタム地図API: http://[エッジサーバーのIPアドレス]:8181/
WMSサーバー: チェックなし
Use Carmenta Server: チェックなし
(Geomodマップサーバーを利用の場合)
カスタム地図API: http://[エッジサーバーのIPアドレス]:8686/
WMSサーバー: チェック
Use Carmenta Server: チェックなし
(Carmentaマップサーバーを利用の場合)
カスタム地図API: http://[エッジサーバーのIPアドレス]:8989/
WMSサーバー: チェック
Use Carmenta Server: チェック

自船アイコンがマップ上に表示されない
センサーデータの問題
風向風速計のデータが表示されない
風向風速計の受信機とエッジサーバーが接続されていない
風向および風速データを受信しているVDRのLANケーブルの接続状態、およびエッジサーバーのLANケーブルの接続状態を確認してください。
確認場所は、4.2.1項を参考にしてください。
緯度、経度のデータが表示されない
GNSSの受信機とエッジサーバーが接続されていない
GNSSデータを受信しているVDRのLANケーブルの接続状態、およびエッジサーバーのLANケーブルの接続状態を確認してください。
確認場所は、4.2.1項を参考にしてください。
ヘディング(船首方位)のデータが表示されない
GYROセンサーの受信機とエッジサーバーが接続されていない
GYRO(ヘディング)データを受信しているVDRのLANケーブルの接続状態、およびエッジサーバーのLANケーブルの接続状態を確認してください。
確認場所は、4.2.1項を参考にしてください。
船速のデータが表示されない
GNSSの受信機とエッジサーバーが接続されていない
GNSSデータを受信しているVDRのLANケーブルの接続状態、およびエッジサーバーのLANケーブルの接続状態を確認してください。
確認場所は、4.2.1項を参考にしてください。
コンパスのアニメーション表示でコンパスリングが動いていない
コンパスのアニメーション表示でCアイコン(針路)がグレー表示になる
コンパスのアニメーション表示でTアイコン(真風向)がグレー表示になる
録画機能の問題
録画に失敗する
録画データを保存するディスクサイズがいっぱいになっている
Commandアプリケーションの録画画面でPast Recordingsに表示されている過去の録画データを削除して録画用のディスクスペースを確保する。
または、エッジサーバーに設定している録画データの保存ディスクサイズを以下の方法で大きくする。
-
エッジサーバーのブラウザからAdminUiを起動する。
URI : http://[エッジサーバーのIPアドレス]:5002/home
(ログインが必要です。ユーザー名:jrcs_admin)

-
Recorder Menuページを表示し、System Settingsの項目に設定しているディスクサイズを大きくし、Submitボタンを押す。

設定内容
Commandアプリケーションの設定内容
| 項目 | 設定内容 | 備考 |
|---|---|---|
SEQログの記録 |
OFF |
Commandアプリケーションのログをエッジサーバーに記録します。ソフトウェアの調査が必要な際にONします。その際は詳細なログの記録もONしてください。 |
詳細なログの記録 |
ON |
詳細なログを採取する際はONします。 |
シミュレーションモード |
OFF |
ONにするとシミュレーション用にビデオ、GNSS、AIS、ジャイロ、風向風速計、ML出力の擬似データを利用します。(DEMO用に利用します) ONすることで(*1)の項目が表示されます。 |
メインディスプレイカメラ |
OFF |
起動時の画面設定。 ONにするとアプリケーション起動時にカメラビューが表示されます。 |
GigEカメラ |
ON |
この設定は常にONしてください。 |
テストビデオ |
OFF |
ONすることでカメラの代わりに録画映像のデータを利用します。通常はOFFしてください。 |
ビデオプレイヤー |
Webrtc |
Webrtcを選択してください。 |
左舷ビデオURL(*1) |
FORE1 |
シミュレーション用のビデオデータを指定します。 (シミュレーションモードをONした時のみ) |
正面ビデオURL(*1) |
FORE2 |
〃 |
右舷ビデオURL(*1) |
FORE3 |
〃 |
左舷カメラID |
FORE1 |
変更しないでください。 |
正面カメラID |
FORE2 |
〃 |
右舷カメラID |
FORE3 |
〃 |
GigEカメラ設定 |
OFF |
カメラ設定に関する全ての設定は使用できません。未使用(*2) |
GigEカメラ(*2) |
CenterCamID |
カメラ名称 (未使用) |
表示レンジ(*2) |
Higher |
Display rangeレベル設定。 (未使用) |
最小(*2) |
18000 |
Display range値の最小値設定。 (未使用) |
最大(*2) |
65000 |
Display range値の最大値設定。 (未使用) |
OffsetX(*2) |
0 |
カメラ画像(1920x1080)の切り取りX位置。 中央で切り取る場合は480を設定します。 (未使用) |
OffsetY(*2) |
0 |
カメラ画像(1920x1080)の切り取りY位置。 中央で切り取る場合は390を設定します。 (未使用) |
Gain Auto(*2) |
ON |
カメラのGain設定。 (未使用) |
Exposure Auto(*2) |
ON |
カメラの露光設定。 (未使用) |
Exposure Auto Algorithm(*2) |
Pixel Median |
カメラの露光アルゴリズムの選択。 (未使用) |
Target Brightness(*2) |
128 |
カメラの明るさ設定(0〜256)。 (未使用) |
HDR設定(*2) |
OFF |
ONを設定するとカメラのHDR機能が有効となります。ONにすると項目(*3)が表示されます。 (未使用) |
HDR出力(*2) |
HDR |
HDRを選択してください。 (未使用) |
HDR Exposure Time(*2, *3) |
30000 |
HDRの露光時間設定。 (未使用) |
HDR Analog Gain(*2, *3) |
30 |
HDRのGain設定。 (未使用) |
API初期設定 |
Blank |
これを選択するとエンドポイントの参考用の設定値が反映されます。 |
既定のエンドポイント |
XXXはエッジサーバーのIPアドレス |
|
Identityエンドポイント |
(ポート 5500) |
〃 |
ServiceApiエンドポイント |
(ポート 5001) |
〃 |
Streamingエンドポイント |
(ポート 4430) |
〃 |
カスタム地図API |
インストールするマップサーバーによって異なります。 |
|
WMSサーバー |
OFF |
マップサーバーをインストールした際はONします。 |
Use Carmenta Server |
OFF |
Carmentaマップサーバーをインストールした際はONします。 |
SEQエンドポイント |
XXXはエッジサーバーのIPアドレス |
|
AISカメラキャッシュクリア |
1分 |
AISデータが受信されなくなった場合でも継続してAISデータを画面上に表示する時間。 |
Ffmpeg Options |
-fflags nobuffer -flags low_delay -analyzeduration 0 -probesize 32 |
|
Ffplay Options |
-fflags nobuffer -flags low_delay -analyzeduration 0 -probesize 32 |
|
Camera Count |
3 |
設置したカメラの数。 |
Bounding Box Delay(ms) |
0 |
カメラ画像表示とバウンディングボックスの表示タイミングを調整する時間。 |
ML Fusion Distance(nm) |
0.1 |
ML検出した物体をAISデータを統合する距離の設定。 (未使用) |
ML Distance in Meters? |
OFF |
ONすると認識した物体までの距離をメートル表示します。 |
Show CPA Data |
ON |
ONするとCPAデータが表示されます。 |
Enable panoramic view |
OFF |
ONするとカメラの切り替えをスワイプで行えます。 |
Additional Debug Info |
OFF |
バウンディングボックスにデバッグ用のデータを表示します。 |
Memory usage info |
OFF |
メモリ使用料を画面上に表示します。 |
Always Restart Streams |
OFF |
ビデオ出力モジュールを定期的に再起動します。 (未使用) |
Azureのトラブルシューティング
Azure IoT HUBの問題
エッジサーバーにデプロイできない
Iot Edgeランタイムを更新すると解決する場合があります。その場合、以下のコマンドでランタイムを更新してください。
sudo apt-get update
apt list -a aziot-edge
sudo apt-get install aziot-edge Defenseer-iot-micro-agent-edge
sudo iotedge config apply
その後、エッジサーバーを再起動させます。
上記の方法で解決しない場合、他の問題が考えられます。
エッジサーバーとAzureの時間差が5分を超えると、Edge Agentの再起動が機能しなくなる可能性があります。エッジサーバー内のモジュールが全て消え、Azureポータルでエラーが発生しデプロイできない場合、以下の方法で対処します。
以下のコマンドを実行します。
sudo systemctl stop aziot-edged
sudo rm /var/lib/aziot/edged/*
sudo rm /var/run/iotedge/*
sudo systemctl start aziot-edged




